2017年08月10日

とんぼ玉職人組合【雷神宮賛社中】工房たより。8月吉日!COON-40Hは今!

アンテーク【COON-40H】 …その後のご活躍情報で御座います。



新大陸「ボストン」在住の営業部長様からこの島の所長様宅に留学に来てた超アンテークな【Coon-40H】様が、所長様宅からさらに…尾張の猿Bb工房に出張となって早くも三ヶ月が過ぎました。



早く尾張の水に馴染んでいただきたく、猿Bb工房では毎日の様に吹き込みをしまして、多少渋目だったスライドも使用前、使用後のお手入れを重ねる事二ヶ月余り。「擦り合わせ?」成果があらわれたのか、この処急激にスライドが軽やかに動く様に為り絶好調で御座います。



素質が良い物は丁寧に覚えさせれば間違い無くその学習能力で確実に甦りますネ。


ダイナミックを「ピアノ」に限定しての国立システムでのロングトーン。丁寧にベルの先「三メートル」で響かせるトレーニングを心がけて続けました。



五線の上、下線二本の「F」から上が、少し音隠り?…詰まり気味の傾向だった40H様(師匠比)。


何だか少しはその辺りも解消して来てる様に感じる今日この頃で御座います。(勿論。これはハイノートが苦手なベーストロンボーン吹きの爺さんの感想ですからネ…師匠比…としといて下さいませ)



しかし、中低音はこの楽器最初から鳴りってますネ!


いくらベーストロンボーン吹きが、テナートロンボーンのマウスピースで鳴らしたとしても、中低音の鳴らし方は心得てるつもりで御座います。



この楽器は本来「良く鳴る楽器!」なんでしょうね。非常に歯切れ良く鳴りますし、音離れや音切りにも素直に反応する気持ち良い楽器だと改めて感じて居ます。


小ぶりのベルサイズで500ボァーながら、地金素地が厚い造りでしっかりしてる。

メッキも丁寧にされてるし、経年(90年)の劣化も殆ど表面的には表れて居ない!


純正のCoonオリジナルのマウスピースが付いて無いのが唯一残念ですが、有ったらどんな感じだったのか?吹いて実際体験したかったですね…!



先般6月の名古屋最大のビックバンドイベントの【ビーハッピー・ジャズ・フェスティバル】のステージでエキストラながらこの40H様と一緒にビックバンドの2ndトロンボーンとして板に上がり吹きました!(山野社会人ビックバンドフェスティバルにも名古屋から参加した「アレーキャッツビックバンド」です)



何と、音大時代以来のテナートロンボーンでのビックバンドご披露でした。



事前に充分に準備は致しましたが、慣れない2ndパートを吹くのに40H様は見事にワタシのサポートに力を貸してくれました(笑)。テナー専門のメンバーに混ざっても何ら遜色無く30分を吹き終える事が出来たのはこの楽器のポテンシャルの高さだと思って居ます。



さて。この「40H」様。概ね、今の状態でも製造当時の(90年前)「音色」が出ているのでは無いかと思える程良い状態を保っております。

流石にボストンの営業部長が先祖代々の田地田畑を売って手に入れた楽器で御座います(笑)。



【工芸美術品】としても尾張に留めて置きたいCOON-40H様で御座います。


はたして我が家の中部国際空港より多少は広い中庭のどの辺りを売れば譲って頂けるのでしょうか…(笑)?
40h.jpg
posted by ueda at 07:38| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする